
こんにちは、一般社団法人ひとtoペットです。
8月のカレンダー「早朝にあそぼ」。
ペットと一緒に出掛けたい方、ご自身もペットも熱中症には気を付けておられると思います。
ペットが熱中症になる原因は基本的にはヒトと同じですが、大きく違うことがあります。それは…
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「汗をかけないこと」

ヒトは汗をかくことで体温を調節できます。
ペットに限らず多くの動物は汗腺が限られているか、汗をかくことができません。猿でさえ汗をかける一部種類がいても、ヒトのような大量の汗をかけません。
ウマは汗をかける動物でして、ヒトと同じで汗をかいて体温調節をします。けれど、このように汗をかける動物が逆にレアなんですね。
ペットが熱を放散する主な方法は、呼吸による熱の放出です。口を開けて呼吸することで体内の熱を外部に放出することができます。舌を出してハッハしている姿が浮かびますでしょうか。

つまり、ヒトよりもずっと熱が逃げにくいため、ヒトでも過酷な炎天下の中を共に過ごすのは相当に厳しいことが想像されます。
- 日が出たくらいの早朝
- 日が落ちて道路のアスファルトが触っても熱くない時間
に、ペットの様子を見つつ、適度に休みながら遊びましょう。

ペットの熱中症は、ペットの様子がおかしいと思ったときにはかなり状態悪化していることが多いです。
またこれから、夏は今年よりも一段と厳しくなっていくと考えられます。
「なにかおかしい」の前に、予防できることはしていきたいものです。
また、お目にかかれますように!