副理事長の谷茂岡です。
私の住む市では2023年11月2日 午前10時から防災緊急地震速報の訓練放送がありました。
このとき、放送に併せてシェイクアウト訓練をしましょう！と市役所からの呼びかけがあったので、私もシェイクアウト訓練に参加してみました。
シェイクアウト訓練とは？
シェイクアウト訓練は、地震がおきたときすぐにする行動「まず低く、頭を守り、動かない」を身につける訓練です！避難所に避難する訓練とは違って、どこかに集まる必要もなく、いまいるその場でやってみることができる訓練です。
さあ、ペットも一緒にすばやく「体を低くして」「頭をまもり」「動かない」3点の行動ができるでしょうか？自分ひとりなら簡単なこの行動。ペットも一緒にやってみることで、いろいろな問題点がみえてくるはずです。
実際にやってみました
10時になりました！
防災放送から、アラートが鳴り出しました。デスクワークの手を止めて寝ている愛犬を起こさずにクッションと、ベッドごとデスクの下へ引き込みました。
『え？なに？』
という顔をしたけれど、
『いいこいいこ』
と撫でることで興奮せず一分間デスクの下に居ることができました。
実際の様子の動画です。もし可能であれば音を出してみてみて下さい。防災放送からのアラート音が聞こえてきます。
課題がわかりました
我が家の愛犬たまごは１３歳。僧帽弁閉鎖不全症を患っていますので過剰な興奮を避ける生活をしています。急な避難行動をとることで、心臓に負担をかけたくありません。
いざというとき身を守る行動を急にとって、驚いて心臓に負担がかからないよう、普段からこの行動に慣れ親しんでほしいと感じました。
『安静にしなくてはいけない老犬』と『迅速な避難行動』は相容れない行動だなと実感しました。
だからこそ、日頃から練習しておき、突然デスクの下に潜り込む飼い主を見ても「不審な行動をしている！？」と思わせないような努力が必要ですね。
皆さんもペット一緒の訓練、ぜひやってみてください！
